ゴルフコンペを開催すると、時には同スコアを記録するプレイヤーがあらわれます。
プロであれば順位を厳格に決定する必要があるものの、アマチュアの場合、時間の都合でプレーオフを一切行わないケースも多いです。
しかし、せっかく同じスコアを記録するという珍しい機会に恵まれたのですから、プレーオフを行って厳格に順位を決定した方がコンペは盛り上がります。
今回は同じスコアにこそ盛り上がるさまざまなルールをご紹介します。

■まったく同じスコアを記録したプレイヤーがあらわれた時の順位

同じスコアを記録したプレイヤーが頻繁に起こることでもないので、参加者にとって特別なゴルフの思い出になります。
実際にプレーオフを行うべきかどうかはその時の状況次第ですが、いざという時に備えて、プレーオフの流れだけでもカンタンに確認し、事前にコンペのタイブレーカーのルールを設定しておくとスムーズです。

■悪いスコアを出した人から脱落するサドンデス

一般的なプレーオフのルールに、サドンデスというものがあります。
サドンデスとは、新たにゴルフをプレーして最初にもっとも良いスコアを出した人が優勝するというシンプルなルールです。
同スコアを記録したプレイヤーが複数人いる場合には、悪いスコアを出した人から順番に脱落し、決着がつくまでプレーが続きます。

■スコアカードの成績を比較して優劣を比較するルール

スコアカードの成績を比較して、その内容で優劣をつけるマッチングスコアカードやカウントバックも一般的なルールです。
マッチングスコアカードとは、最終9ホールのスコアを合計して比べなおし、優れたスコアを選ぶ方式です。
カウントバックは、18番ホールのスコアを比べて上位のプレイヤーを勝者とします。
18番ホールが同じスコアの場合、17番、16番と決着がつくまで後ろのホールのスコアを比べていきます。